ロードバイク初心者が必要なもの!必需品の選び方と注意点を紹介

アクセサリー

「ロードバイク買ったけど、他に必要なものは何?」

「最低限必要なものからそろえたいけど、何を買えばいいのかわからない」

サイクリングは気軽に始められるスポーツの一つですが、自転車以外にどんな装備が必要なのかを知りたい初心者の方もいるのではないでしょうか。

この記事では、ロードバイク初心者にとって必要なものや、その選び方を紹介します。

法的に定められている必需品から、安全に走るためのもの、あると便利なグッズも紹介しますので、参考にしてください。

ロードバイク初心者が必要なもの

趣味の要素が強いロードバイクは自分好みに仕上げることが多いため、必要な部品が標準で装備されていないことがほとんどです。

シティサイクルでは当たり前のようについているものが付属しておらず、ロードバイク納車後に「ショップがつけ忘れた?」と勘違いする初心者もたまに見かけます。

ロードバイクを公道で走らせるために必要なものを、優先度が高い順に見ていきましょう。

法的必需品 選び方と注意点

まずは、法律や条例で装備が義務づけられているものを紹介します。

これらがないと公道を走らせることはできませんので、必ず準備してくださいね。

ライト、反射板

ライトと反射板は法律で装着が義務づけられており、違反時には5万円以下の罰金が科せられます。

(車両等の灯火)
第五十二条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第六十三条の九第二項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。(自転車の制動装置等)
第六十三条の九 2 自転車の運転者は、夜間(第五十二条第一項後段の場合を含む。)、内閣府令で定める基準に適合する反射器材を備えていない自転車を運転してはならない。ただし、第五十二条第一項前段の規定により尾灯をつけている場合は、この限りでない。
第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。
八 第五十二条(車両等の灯火)第二項、第五十三条(合図)第一項、第二項若しくは第四項又は第五十四条(警音器の使用等)第一項の規定に違反した者
出典:道路交通法 | e-Gov法令検索

「夜は乗らないから使わない」ではすまないため、必ず装備しましょう。

特に反射板は、後方の自動車などに自分の存在を示すためにも役立ちます。

最近ではLED式のライトも多く販売されていますので、安全のためにも目立つものを装着するのがおすすめです。

ベル

ロードバイクを含む自転車には、警音器(ベル)の装着も義務づけられています。

道路交通法第54条に以下の記述があり、自転車も対象です。

(警音器の使用等)
第五十四条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
出典:道路交通法 | e-Gov法令検索

違反時には整備不良として罰則を設けている自治体もあります。

サイクリングは都道府県や市町村をまたいで走ることも多いため、「自分の住んでいる自治体は大丈夫」と思わず、必ず装着しましょう。

ライト、反射板、ベルはロードバイクには付属していない場合が多いため、ついていない場合はバイクと一緒に購入し、納車時に取り付けてもらうのがおすすめです。

防犯登録

『自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律』により、自転車には防犯登録を行うことが定められています。

(自転車等の利用者の責務)
第十二条 3 自転車を利用する者は、その利用する自転車について、国家公安委員会規則で定めるところにより都道府県公安委員会が指定する者の行う防犯登録(以下「防犯登録」という。)を受けなければならない。
出典:自転車の安全利用の促進及び自転車等の駐車対策の総合的推進に関する法律 | e-Gov法令検索

登録費は自治体によって異なり、600円程度のところが多いです。(2022/4時点)

新車購入時にはショップで手続きを行うのが一般的ですが、中古車を譲り受けた場合なども、最寄りのショップに持ち込めば登録してくれます。

未登録による罰則はありませんが、自分の大切なロードバイクを守るためにも登録を行いましょう。

自転車用保険

公道を走る以上、避けて通れないのが交通事故などのトラブル。

スピードが出やすいロードバイクでは被害者になるだけでなく、加害者になってしまう可能性もあるため、自転車保険に加入しておくのがおすすめです。

自転車保険への加入を義務づけている自治体も増えているため、自分の住んでいるところが該当地域かも確認しておきましょう。

数百円程度から加入でき、コンビニやスマホから手続きできるものもあります。

事故だけでなく盗難補償がついているものもあるので、加入しておけば何かと安心ですね。

安全上の必需品 選び方と注意点

公道を走り、落車や事故の危険もあるロードバイクを楽しむためには、安全性にも十分な気配りが必要です。

ここからは、ロードバイクを安全に乗るための装備を見ていきましょう。

いざという時に身を守るためにも、自分に合ったものを選んでくださいね。

ペダル

ロードバイク初心者あるあるの一つに「納車されたバイクにペダルがない!」というものがあります。

ロードバイクでは「ビンディング」と呼ばれる、シューズをペダルに固定するための装置を使うのが一般的です。

ビンディングの固定金具には複数の規格があり、好みの規格を選ぶ人が多いため、一部のエントリーモデルを除き、ロードバイクにペダルは付属していません。

ビンディングペダルは慣れが必要で、落車につながる可能性もあるため、初心者のうちはフラットペダルと呼ばれる一般的なものでよいでしょう

踏み込む面が大きく、滑り止めがついているペダルが初心者向きだと言われています。

さまざまなペダルが販売されていますが、最初はリーズナブルなものを選び、慣れてきたら高性能なものに買い替えを検討してみてください。

ヘルメット

舗装路を走るロードバイクでは、落車すると頭を地面にたたきつけられ、深刻なダメージを追うことがありますが、それを守るのがヘルメットです。

自転車用のヘルメットは軽くて通気性もよく、耐衝撃性に優れたものが多く販売されています。

頭のサイズに合ったものを選ぶのはもちろんですが、以下の規格をクリアしているものを選ぶと安心です。

SG:一般財団法人 製品安全協会が認定基準を定めたもの
JCF公認/承認:公益財団法人 自転車競技連盟の安全基準に合格したもの

自分の命を守るためにも、ヘルメットは初心者にとってマストアイテムと言えるでしょう。

サングラス

サングラスはおしゃれなだけでなく、安全にロードバイクに乗るための必需品です。

時速30km以上のスピードが出ることもあるロードバイクでは、小石や虫が目に入ることもあります。

また、太陽の方向に向かって走ったり、川や海などの水辺のぎらつきがライドの妨げになり、落車の原因になることもあるのです。

サングラスをかけることで、このような思わぬトラブルから身を守ることができるでしょう。

フレームの好みだけでなくレンズ選びも重要です。

昼間用/夜用レンズや、まぶしさを抑える偏光レンズなど、用途に合わせて選びましょう。

グローブ

シフトチェンジやブレーキングなど、ロードバイクでは細かな手の操作が必要です。

手汗によるグリップ力の低下や落車時のケガを防ぐためにも、グローブをつけて乗ることをおすすめします。

サイクルグローブには指抜き型とフルフィンガー型の2種類がありますので、自分が操作しやすいと思うものを選んでください。

長時間のライドでは手のひらがしびれることもあります。

サイクルグローブは手のひらにパッドが入っているので、疲れやしびれを軽減する効果もありますよ。

盗難防止用ロック

自転車の中では最も価格が高いカテゴリーにあたるロードバイクですが、意外にもカギはついていません

残念ながらロードバイクは盗難に遭いやすいものの上位にランクインすることも多く、ライドの際には対策が必須です。

フレームやホイールに通し、柵などに固定するワイヤータイプが一般的ですが、金属製のU字ロックや、最近ではGPSを搭載して盗難を検知するものもあります。

2種類以上のロックを併用すると盗難の確率は下がるとも言われていますので、愛車を守るためにも頑丈なものを選びましょう。

パンク修理キット

ライド中のトラブルで多いものの一つがパンクです。

市街地であれば近くのショップまで押していくこともできますが、人里離れた場所でのパンクは自力で対応しないといけません。

細いタイヤで空気圧も高いロードバイクは特にパンクしやすいとも言われており、ライドの際にはパンク修理キットを必ず携帯しておきましょう。

パンク修理に必要なものは

  • タイヤレバー(タイヤをホイールから外すための工具)
  • 紙やすり(チューブの傷を削ってパッチを貼りやすくする)
  • パッチと接着剤(チューブの穴部分に貼る)
  • 携帯用空気入れまたはCO2ボンベ

で、セットになっているものも売られています。

他には、修理不能な時に使う予備チューブを持っていると安心です。

ロードバイクに乗るのであれば、パンク修理方法は身につけておいた方がよいでしょう。

パンク修理の講習会を開いているショップもありますので、参加してみるのもおすすめですよ。

メンテナンスの必需品 選び方と注意点

サイクリングを楽しむには、日頃からバイクの点検やメンテナンスをすることも大切です。

本格的な整備はショップに依頼することになりますが、自分でできるメンテナンスを行うことで、愛車の異常にも気づきやすくなり、より一層愛着もわくことでしょう。

ここからは、自宅でのメンテナンスに必要なものを紹介します。

空気入れ

空気入れはロードバイクを乗るにあたっての必需品です。

タイヤの空気は何もしなくても徐々に減っていくため、ライド前には必ず空気圧のチェックを行う必要があります。

購入の際には、自分のバイクのバルブ形式に対応しているかを確認しましょう。

自転車用のタイヤバルブにはフランス式(仏式)、イギリス式(英式)、アメリカ式(米式)の3種類がありますが、ロードバイクには仏式が採用されていることが多いです。

また、ロードバイクの空気圧は高めに設定されていることが多いため、空気を入れるには思ったよりも力が必要になります。

体力に自信のない方は、電動式ポンプの購入を検討してもよいでしょう。

スタンド

ライト、カギと並んで「ついてないのに驚いた!初心者あるある」に登場するのがスタンドです。

ロードバイクは軽さを追求し、走りに不要なパーツは極力そぎ落としているため、スタンドは装備されていません。

そのため、自宅などで保管する際には専用のスタンドを準備する必要があります。

作業用としては後輪を固定するタイプが一般的ですが、それとは別にディスプレイ用のスタンドも販売されています。

狭い室内に保管する時に便利な、車体を縦向きに固定できるタイプもありますので、自分の保管場所に合わせたものを選んでみてください。

工具

自転車のメンテはショップにお任せの人も、基本的な工具を持っておけばいざという時に役に立ちます。

サドルバッグに入れられる携帯工具は便利ですが、サイズが小さいためそれとは別に自宅用の簡易工具があるとよいでしょう。

初心者のうちはドライバーと六角レンチ、チェーンオイルや汚れをふき取るペーパータオルがあれば十分です。

ペダルの脱着に使うペダルレンチなど、自転車の世界には専用工具も存在します。

これが必須!というものは人によって異なるので、必要になった時に徐々に買い足していきましょう。

あるとライドが快適になるもの

ここまでは、初心者にとっての必需品を紹介してきました。

ここからは、必需品ではないけれど、持っているとライドがより快適に楽しめるものを紹介します。

ボトルケージとボトル

サイクリングは有酸素運動の一つとして、近年人気が高まっています。

特に暑い日は大量の汗をかき、のどが渇くこともあるでしょう。

そんな時にフレームにボトルケージを設置し、ボトルをセットしておけば、ライド中でも水分補給が可能です。

自転車用のボトルは片手でキャップの開閉が可能で、ライド中に水分補給ができます。

街中でかっこよくボトルを取り出し、飲みながらライドしているローディーを見かけたことがあるかもしれませんが、状況によっては安全運転義務違反、危険行為とみなされます。

(安全運転の義務)
第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
出典:道路交通法 | e-Gov法令検索

あると便利なボトルケージとボトルですが、初心者のうちはいったんバイクを止めて、安全な場所で水分補給を行ってくださいね。

サイクルウェア

ロードバイク初心者がバイクの次に興味を惹かれるのが、サイクルウェアではないでしょうか。

スタイリッシュで華やかなサイクルウェアは、身につけるだけで気分もアガり、上手にライドできそうな気持ちになるものです。

サイクルウェアは自転車に乗ることを考えて機能的に作られており、体への負荷も軽くなる工夫がされています。

ですが、高価なものが多いのも実情で、ロードバイクを買ったばかりで金欠になりがちな初心者のうちは、無理に買いそろえる必要はありません。

バイクに慣れて、予算的にも余裕が出てからの購入で十分間に合いますよ。

ロードバイク初心者の服装についてはこちら>>>

ロードバイク初心者が必要なもののまとめ

ロードバイク初心者向けに、必要なものをカテゴリー別に紹介しました。

趣味の色合いが強いロードバイクでは、必要なものを買い足さないといけない点がシティサイクルとの大きな違いです。

一気に購入する必要はありませんので、まずは法令上必要なものを準備し、あとはライドの腕を磨きながら徐々にそろえていけばよいでしょう。

安全に乗ることを優先し、お財布とも相談しながら、装備を充実させていってくださいね。

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