近年、ネット通販で流通している「パースピレックスロールオン」に偽物の存在が確認されるようになりました。
見た目が酷似しているため、一見すると区別がつきにくく、購入後に本物かどうか不安になることも少なくありません。
今回は、美容に詳しい立場から、パースピレックスロールオンの偽物を見分けるために押さえておきたいポイントについて詳しくご紹介します。
この記事を読むとわかること
- パースピレックスロールオンの偽物の特徴
- 正規品と見分けるための具体的なチェック項目
- 購入時に注意すべきポイントと選び方のコツ
パースピレックスロールオンの偽物を見分ける基本的なチェックポイント
ネット通販で人気のあるパースピレックスロールオンですが、近ごろは外見がそっくりな模倣品も出回っているようです。
見た目だけでは判断が難しいこともあり、うっかり手に取ってしまいそうになるものも少なくありません。
そこで、実際に何本も使ってきた経験から、本物を見分けるときに私がチェックしている基本ポイントを紹介します。
正規のパッケージかどうかを確認する
まず注目したいのが、外箱の作りです。
本物の箱には微妙な凹凸加工がされていたり、印字の色や質感にも特徴があります。
特に「Perspirex」のロゴが印刷されている面に光を当ててみると、凹凸や光沢の具合で違いが分かることがあります。
以前、パッと見で「ちょっと違和感があるかも」と感じたものがありましたが、よく見ると箱の内側が真っ白で、正規品にあるはずのシンボルカラーの装飾が抜けていたんです。
英語の説明書が付属しているかを確認
パッケージを開けて最初に見るべきなのが説明書の有無です。
本物には英語表記の説明書が必ず同梱されています。
過去に購入した本物にはどれも例外なくこの説明書が入っていました。
逆に、封を開けても説明書が見当たらない製品は、それだけで少し不安を感じます。
以前購入したある1本では、箱だけが入っていて中には本体と緩衝材だけ、説明書はなし。
念のため問い合わせてみたところ、販売元の説明も曖昧で、結果的に使用は控えました。
この2点だけでも、かなりの確率で本物かどうかを見分ける判断材料になります。
特に初めて購入する場合には、細かい部分を見逃さないように意識することが大切です。
「見た目は似ているけど、どこか違う」そんな感覚を頼りにするのも意外と役立ちます。
バーコードやロット番号をチェックして信頼性を判断
見た目のパッケージや説明書に続いて、さらに確実性を高めるためには製品に記載されたコード類にも注目する必要があります。
正規品とそうでないものの違いは、こういった細部にこそ表れることが多いです。
これまでに何本も確認してきた中で、チェックしておいてよかったと感じた項目を紹介します。
デンマーク製のバーコードであるか確認
バーコードの先頭3桁を見れば、製造国のヒントが得られます。
パースピレックスロールオンの正規品はデンマークで製造されており、バーコードの先頭には「570〜579」の番号が使われています。
手元にある製品がこの範囲外の番号だったときは、一度立ち止まって確認したほうが良いでしょう。
私が以前購入した一本は、外装も説明書もそれっぽかったのですが、バーコードが「690」から始まっていて不審に思い、使用を見送りました。
結果的に、正規品ではなかったことが後からわかり、「気づいてよかった」と思った瞬間でした。
箱と本体のロット番号が一致しているか
ロット番号や製造年月の印字も、正規品ならではのチェック項目です。
通常は、箱の底面と本体側面または底面に、同じロット番号が印刷されています。
この番号が一致していない場合、それだけで少し気になるポイントになります。
過去に購入した正規品は、すべてきちんと番号が一致していて、印字もくっきりしていました。
一方で、過去に一度だけ文字がかすれて読めない商品が届いたことがあり、使う前から少し不安を感じたのを覚えています。
番号の一致は、製造と出荷の過程で整合性が保たれている証です。
製品そのものの品質に不安を感じないためにも、購入後すぐにバーコードとロット番号を確認することは非常に重要です。
ちょっとした手間かもしれませんが、それだけで信頼度がぐっと変わってきます。
容器底面の刻印と印字内容に注目
パッケージやコード類の確認に加えて、意外と見落としがちなのが容器本体の底面です。
細かい部分ですが、正規品には必ずと言っていいほど共通する特徴があるので、しっかりチェックしておきたいところです。
今までに確認してきた中でも、底面の刻印は信頼性を判断する大きなポイントになっています。
「RIEMANN」の印字があるかどうか
底面に「RIEMANN」というロゴが印字されているか、まず確認してみてください。
これはパースピレックスロールオンを製造している企業の名称で、正規品には必ずこの刻印が施されています。
このロゴが確認できるだけで、かなり安心感が増します。
以前、外装も綺麗で説明書も付いていたのに、容器底に何も印字がされていなかったことがありました。
そのときは不自然に感じて販売元に問い合わせた結果、やはり正規の流通経路ではない商品だったことが分かりました。
底面のフォントや印刷の質感をチェック
「RIEMANN」のロゴがあるとしても、フォントがいつもと違っていたり、印字がにじんでいたりする場合は要注意です。
本物はフォントがくっきりしており、印刷部分がにじんだりかすれたりしていないのが特徴です。
手元にある正規品は、どれも刻印が均一で、印刷位置もきちんと中央に揃っていました。
一方で、以前購入したものの中には印刷が微妙にずれているものがあり、そのときはすぐに他のポイントと合わせて総合的に判断しました。
こうした細かいディテールにこそ、本物とそうでないものとの差が表れます。
底面のチェックは見落とされがちですが、しっかり確認すれば大きな判断材料になります。
購入後は容器の裏側まで丁寧に確認するよう心がけると、より確実に判断できます。
購入時点で注意すべきポイントとは?
パースピレックスロールオンは店舗ではなかなか見かけないため、多くの人が通販を利用しています。
しかし、購入前の段階から見極めておくべきポイントを押さえておかないと、届いてから後悔することにもなりかねません。
これまで何度も購入してきた中で感じた、購入時に必ずチェックしておきたい点を紹介します。
価格が極端に低すぎるものは慎重に
まず気をつけたいのが、相場よりも極端に安い価格設定のものです。
一見するとお得に見えますが、あまりにも安すぎる場合には違和感を覚えた方がいいかもしれません。
実際、以前「期間限定セール」と銘打って半額近い価格で販売されていた商品を見つけましたが、レビューも少なく不自然だったため購入を見送りました。
その後調べてみると、正規の流通では扱われていない店舗だったことがわかり、「見送ってよかった」と思えた出来事です。
信頼できる販売元かどうか確認する方法
販売元が明確で、過去の取引実績やレビューがしっかりしているかも重要な判断材料です。
私がよく使っているのは、個人輸入代行サイトの中でも実績がある「you-up」や「オオサカ堂」などの大手サイト。
これらは製品の取り扱い履歴も多く、購入者レビューの内容も具体的で参考になります。
過去にレビューがまったくない新規ショップで購入した際は、届いた商品の品質に疑問を感じたことがありました。
「どこで買うか」は、結果的に「何を手にするか」に直結します。
見た目や価格だけで判断せず、販売元の情報や過去の購入者の声を必ず確認するようにしましょう。
こうした慎重さが、本物を選び取る上でとても大切だと実感しています。
まとめ
パースピレックスロールオンは、繊細な使用感や見た目のシンプルさから支持されているアイテムですが、その人気ゆえに模倣品が出回っているのも事実です。
これまで紹介してきたように、本物かどうかを判断するには「箱の構造」「説明書の有無」「バーコードの国番号」「ロット番号の一致」「容器底面の印字」など、いくつかの具体的な確認ポイントがあります。
見た目の違いは微妙で、細かい部分までしっかり確認しないと見抜けないケースもあるため、手に取ったときには丁寧にチェックすることが大切です。
また、購入前の段階でも注意を怠らず、価格が不自然に安すぎないか、販売元に信頼性があるかといった視点を持つことで、リスクを避けやすくなります。
大切なのは、見極めるための視点を持つことと、どこで購入するかを慎重に選ぶことです。
パースピレックスロールオンを安心して使い続けるためにも、こうしたポイントを忘れずに、毎回しっかり確認していく習慣をつけておくと良いでしょう。
細かなチェックの積み重ねが、本当に求めている効果や快適さにきちんとつながっていくと感じています。