この記事では、テスコム(TESCOM)とパナソニック(Panasonic)のドライヤーについて、それぞれの特徴とおすすめモデルを紹介しています。
毎日のヘアケアに欠かせないドライヤーは、風量、温度、美髪効果など、選ぶポイントが多すぎて迷ってしまいますよね。
この記事では、両社のドライヤーの違いを比較し、あなたに合った一台を見つけるポイントをお教えします。
この記事を読むとわかること
- テスコムとパナソニックのドライヤーの違い
- それぞれの人気モデルとその特徴
- どんな人にどちらのドライヤーが向いているか
テスコムとパナソニックのブランドを比較
キッチン用品や美容家電で知られるテスコムと、総合家電メーカーとして多くのファンを持つパナソニック。
まずは、それぞれのブランドの特徴を押さえておきましょう。
テスコム:プロ仕様の風量とコスパの良さ
テスコムはプロ向けのモデルを多く発売しており、サロンのスタイリストからは絶大な信頼を得ています。
人気の理由は以下の通りです。
・シンプルで使いやすい設計
・価格が比較的リーズナブル
忙しい美容室ではヘアドライの時間を短縮したいというスタイリストが多く、大風量のモデルが好まれます。
風量だけでなく、髪をいたわる「プロテクトイオン」が搭載されているのもポイントです。
また、ハードな使用にも耐えられるシンプルで丈夫なモデルが多く、価格が抑えられているのもテスコムを選ぶ人が多い理由の一つですよ。
パナソニック:ナノイー技術で美髪をキープ
パナソニックは独自技術の「ナノイー」を、さまざまな製品に搭載しています。
ナノイーとは、空気中の水分に高電圧を加えることで出来るイオンのことで、ドライヤーの場合は髪のダメージが少ないと評判です。
他にも温風と冷風をリズムで切り替える機能や、静音性に優れているので、夜間でも気兼ねなく使えるのがいいですね。
また、くるくるドライヤーも発売するなど、さまざまな形やサイズのものがあるのもパナソニックの特徴です。
・温冷リズムモードでキューティクルを引き締める
・パーソナルユース向けの多種多様な製品ラインアップ
価格は高いものもありますが、それに見合うだけの機能を持つのが魅力ですね。
価格帯別に見るおすすめモデル
テスコムとパナソニックのドライヤーは、その機能や重要視している部分に違いがあります。
ここからはそれぞれのメーカーで人気のモデルを、価格帯ごとに比較しながら見ていきましょう。
エントリーモデル(~7,000円)
「ドライヤーは髪を乾かすもの」と割り切っているなら、まずはこの価格帯のモデルから選ぶのがおすすめです。
お手頃な価格でありながら、基本的な性能はバッチリで、シンプルで使いやすいモデルが充実しています。
※価格は税込。2025年8月時点の情報です。
大風量&軽量設計。プロテクトイオンで髪のまとまりをサポート。
公式オンラインショップの価格は4,400円という、お財布にやさしいドライヤーです。
テスコムの速乾ドライヤーシリーズ「Speedom」の中でも495gという軽さ、長時間使用しても手が疲れず、扱いやすいと言われています。
小さいのに出力1300W、風量2.3㎥/分と十分なパワーを持ち、初めての1台として十分なスペックです。
テスコム独自のプロテクトイオンを搭載しているので髪のダメージが少なく、速乾性と美髪を両立できますよ。
コンパクトなボディと外付けマイナスイオンで、速乾と美髪ケアを両立
2025年3月発売の「ionity」シリーズのエントリーモデルで、公式オンラインストアの価格は4,400円です。
重量420gと軽くコンパクトなのにTURBO機能がついているのでしっかりと髪を乾かせます。
外付けのマイナスイオンと速乾ノズルで、髪へのダメージもしっかり防げるのがいいですね。
折りたためるハンドルは旅行などの持ち運びにも便利だと評判です。
ミドルレンジモデル(7,000円~15,000円)
速乾性はもちろん、しっかりしたヘアケアを行いたい人には、この価格帯の製品がおすすめです。
それぞれのメーカーの、特に人気のモデルを見ていきましょう。
大風量でパワフルに乾かし、プロテクトイオンで髪をまとめ上げる
すっきりした外観とコンパクトな形状なのに、業界最大級の2.5㎥/分という風量を持つテスコムの人気モデルです。
旧モデルよりも風圧がアップし、1400wパワフルな風で、忙しい朝にも短時間で髪を乾かせます。
プロテクトイオンも搭載されており、ツヤをキープし、まとまりのある髪を実感できるでしょう。
オンラインストアでの価格は11,000円で、日常使いに便利なバランスの取れた一台です。
Wミネラルマイナスイオンで、髪の水分をしっかりキープ
EH-NE7Mは独自技術の「Wミネラルマイナスイオン」を搭載し、髪の水分を守りながら乾かせるドライヤーです。
ミネラル成分を含んだイオンを放出して髪の水分バランスを整え、まとまりのある仕上がりを実現します。
風圧を上げる技術が採用され、実際に髪に届く風圧は3.3㎥/分相当と、かなりのハイパワーです。
さらに、温風と冷風を交互に切り替える「温冷ツインフロー」機能で髪のダメージを防げます。
価格は9,790円というお値打ち価格と、コロンとした外観で人気のモデルです。
ハイエンドモデル(15,000円~30,000円)
髪の仕上がりに徹底的にこだわるなら、思い切ってハイエンドモデルの購入を検討しましょう。
あっという間に髪を乾かせるパワフルなモデルや、サロン品質のヘアケア機能に特化したモデルが充実していますよ。
プロ仕様の大風量&プロテクトイオン搭載で、プロ顔負けの仕上がりに
テスコムの「Nobby」は、プロの美容師から支持されているドライヤーです。
「NIB500B」は、Nobbyシリーズの家庭向けモデルとして販売されています。
テスコム独自のスタイルである、本体側面の「シロッコファン」から出る風量は最大2.5㎥/分とパワフルで、髪を根元からしっかりと持ち上げて乾かすことが可能です。
また、温冷自動切換えモードで髪をいたわり、「プロテクトイオン」が静電気を抑えてまとまりをサポートします。
これだけの機能を揃えているのに、オンラインストアの価格はなんと19,800円。
「サロン帰りのようなツヤが欲しい」「でも早く乾かしたい」という人にぴったりの、プロ仕様の一台です。
ナノイー&ミネラル搭載で、髪の内部からうるおいを守る高機能モデル。
「ナノケア」シリーズの中でも評価の高い「EH-NA9M」。
ナノイーとミネラルマイナスイオンの両方を搭載し、髪の水分バランスを整えながら乾かしてくれます。
UVケア機能も搭載され、紫外線による髪のダメージを軽減し、健康的な髪をキープできるのが特徴です。
さらに「温冷リズムモード」で髪に強弱をつけながら乾かせます。
なめらかな手ざわりや、しっとりとした髪質を求め、髪のダメージを最大限防ぎたい人ににおすすめの一台です。
ライフスタイル別のおすすめモデルは?
ヘアスタイルや求める仕上がり、どんなシーンで使いたいのかによって、扱いやすいドライヤーは変わってきます。
特に「速乾性」「美髪ケア」のどちらを重視するのかが、ドライヤーを選ぶ上では大きなポイントになるでしょう。
ここからは、どのようなドライヤーがあなたにおすすめなのかをメーカー別に見ていきましょう。
0109 パナソニックのドライヤーが壊れてしまったので、今度はテスコムの大風量のやつ買ってみた#テスコム#TD570A pic.twitter.com/VD6rrky8td
— かか (@knitkirarastyle) January 8, 2025
テスコムがおすすめな人
「短時間で髪を乾かしたい!」という人には、テスコムのドライヤーがおすすめです。
特に「Nobby」シリーズは、プロのスタイリストの声から生まれたモデルのため、扱いやすさと速乾性にすぐれています。
ロングヘアの人や忙しい朝に使いたい人にもぴったりです。
また、価格が手頃なため、そこそこの価格で大風量のドライヤーを探している人にもおすすめです。
・シンプルで使いやすいドライヤーが欲しい
・高価なドライヤーは求めていない
パナソニックがおすすめな人
「美髪にこだわりたい」という人には、パナソニックのドライヤーがおすすめです。
パナソニック独自のナノイーは髪にうるおいを与えて、まとまりのある仕上がりを実感できます。
ミネラルマイナスイオンの効果で、髪のパサつきを防ぎ、UVケアができるモデルもありますよ。
また、くるくるドライヤーやストレートヘア向けのモデルなど、一つの機能に特化したドライヤーがあるのもうれしいですね。
・ヘアケア効果のあるドライヤーが欲しい
・カール機能などの個性的な機能のドライヤーを探している
まとめ
テスコムとパナソニックのドライヤーを比較し、それぞれのメリットや用途別のおすすめメーカーを紹介しました。
プロのスタイリストに人気のテスコムと、美容機器のノウハウを持つパナソニックでは、ドライヤーの持つ機能がまったく違います。
速乾性や時短を求めるのか、ヘアケアや美髪にこだわるのかなど、自分が欲しい機能を持つモデルを選ぶのがよいでしょう。
どちらのメーカーもさまざまな機種を販売していますので、お財布と相談しながらお気に入りの一台を見つけてくださいね。